撮影協力について
現場の手作業を一人称視点で撮影し、ロボット開発用のデータとして提供します。撮影の範囲と条件は事前に取り決め、現場が承認したデータのみを扱います。
何を撮影するか
撮影機材を装着したスタッフの一人称視点で、作業中の手元の映像と音声を撮影します。あわせて、撮影機材に搭載されたIMUセンサーが、機材の動きと向きを記録します。
撮影のための特別な動作は必要なく、撮影機材を装着した状態で普段の業務を行っていただきます。
撮影前に必要な合意と同意
撮影を始めるには、協力先(撮影にご協力いただく事業者)と当社との合意と、撮影に参加するスタッフの方の同意が必要です。手続きはいずれも、当社の管理画面で行えます。
現場合意書の締結
撮影の範囲、データの用途と利用制限、撮影協力費の条件、データの承認方法、撮影の中止とデータの削除について、協力先と当社で取り決めます。協力先の代表者または現場の責任者の方が管理画面で全文を確認し、同意した時点で締結となります。
スタッフの同意
撮影に参加されるスタッフの方からは、ご本人の同意をいただきます。同意書では、記録するデータの内容、利用目的、国内外の企業・研究機関への提供、参加をやめる方法を説明しています。同意は、スタッフの方ご本人の携帯電話番号でSMS認証をしたうえで行います。参加するかどうかは、ご本人が自由に決められます。
登録から撮影開始までの手順
1. 事業所を登録する
事業所は、撮影を行う場所ごとに登録します。登録の単位は協力先で決めていただけますが、店舗であれば「〇〇店」のように店舗ごとに登録するのが一般的です。登録した方が、管理画面の管理責任者になります。
- 管理画面を開き、携帯電話の番号を入力して「確認コードを送る」を押します。
- SMSで届いた6桁の確認コードを入力し、「ログイン」を押します。今後、管理画面とアプリにはこの電話番号でログインします。
- 店舗・事業所名と、ご自身の氏名を入力します。
- 現場合意書を最後まで確認し、「事業所を代表して現場合意書の全内容に合意します。」にチェックを入れます。
- 最後に「同意して事業所を登録」を押します。登録が終わると、事業所のページが開きます。
2. スタッフに同意をお願いする
管理責任者の方が、スタッフ一人ひとりに招待リンクを作成して送ります。スタッフの方は、届いたリンクから同意の手続きをします。
管理責任者の方
- 管理画面を開き、事業所を登録したときの電話番号でログインします。
- 事業所一覧から、対象の事業所の「開く」を押します。
- 「撮影参加者を追加」を押し、撮影参加者の氏名を入力して「招待リンクを作成」を押します。
- 「メッセージをコピー」を押し、LINEやメールでご本人に送ります。宛名とリンクの入った文がコピーされます。リンクは送る方ごとに作成し、作成から14日間有効です。
スタッフの方
- 届いたリンクを開き、宛名を確認して「次へ」を押します。同意書と、そこにある「海外へのデータ提供について」を確認し、「本人確認に進む」を押します。ご自身の携帯電話番号とSMSの確認コードでログインします。
- 同意者氏名を確かめ、「同意する」を押します。すでにログインしている場合は、同じ画面で同意できます。
手続きが済むと、事業所のページのスタッフ一覧で、その方の表示が「未同意」から「同意済み」に変わります。リンクの有効期限が切れた場合や、管理責任者ご自身が撮影に参加する場合は、スタッフ一覧でその方の「招待リンクを作成」を押します。ご自身のリンクは「リンクを開く」から同意の手続きに進めます。
3. データを確認するPCを準備する
撮影したデータの確認と承認には、PC用のアプリ「RootLens Importer」を使います。撮影を始める前に、確認に使うPC(Windows、またはAppleシリコン搭載のMac)にインストールし、管理責任者の電話番号でログインしておいてください。アプリはダウンロードページから入手できます。
撮影機材と撮影方法
撮影に用いる機材は当社が用意し、撮影期間中、現場に貸与します。スタッフは機材を装着し、所定の手順で撮影を開始し、普段どおり業務を行います。撮影方法は当社が事前に説明します。
機材リスト

TOBI E2
公称:RGBグローバルシャッターカメラ×2/1080p・60fps/IMU 1kHz/150g未満/5時間超

RootGlass(スマートグラス)

RootCap(帽子型カメラ)
注意事項
機材は撮影以外の目的には使用できません。紛失・故障・破損が生じた場合は当社に連絡してください。通常の使用による劣化や消耗について、協力先が費用を負担することはありません。故意または重大な過失による紛失・破損については、当社と協力先で協議します。合意の終了時、または当社から返却を求めた際に、機材を返却してください。
データの用途と利用制限
撮影データは、AI・ロボットの研究開発の目的に限って利用します。この範囲内で、当社は撮影データの保管・加工・分析を行い、国内外の企業・研究機関に提供します。提供先に対しても同じ目的の制限を課します。
以下の目的には利用せず、提供先にも認めません。
- 撮影された個人の特定や追跡
- 広告や娯楽コンテンツとしての公開
撮影データの加工・分析等の業務は、当社の委託先に委託する場合があります。委託先に対しても上記と同じ制限を課し、当社が管理・監督します。委託先の名称と委託内容は、協力先からの求めに応じて開示します。
撮影協力費
撮影協力費は、販売先に採用されたデータの時間数と、事前に合意した条件に基づいて算出します。販売先に採用されなかったデータに対して撮影協力費は発生しません。
採用基準は販売先によって異なりますが、手と物体が十分に画角に写っていることが主な条件となります。
当社が販売先から対価を受領した月の末日で締め、翌月末日までに協力先の指定口座へ支払います。振込手数料は当社が負担します。
撮影協力費の算出方法は、協力先ごとに個別にご相談の上決定します。
なお、合意の終了前にすでに販売先へ提供済みのデータが、終了後に採用された場合も、同じ条件で撮影協力費を支払います。
データの事前チェック・中止・削除
事前チェック
撮影後、管理責任者は映像と音声を確認し、提供してよいデータのみを承認します。承認は、撮影機材をPCに接続し、当社のアプリ「RootLens Importer」で行います。当社は承認されたデータのみを販売先に提供します。
承認されたデータに、撮影参加者の同意の範囲に入らない個人情報(意図せず映り込んだ人の顔など)が含まれる場合は、販売先に提供する前にマスキングなどの処理を行います。なお、事前チェックの段階で、提供しても問題のない映像のみを選定してください。
マスキング処理の完了後7日間は販売先に提供しません。この期間中、現場にて処理後の内容を確認できます。
中止
協力先および撮影者は、いつでも撮影への参加を中止できます。中止にあたって理由の説明は不要です。また、協力先・撮影者のいずれからでも、当社にその旨を伝えていただくことで合意そのものを終了できます。
削除
販売先への提供前のデータは、協力先または撮影者の申し出により削除します。合意が終了した場合も、提供前のデータは速やかに削除します。
販売先に提供済みのデータについて削除の申し出を受けた場合、当社は販売先に利用停止と削除を求めます。ただし、提供済みのデータをすべて回収・削除できない場合があります。また、撮影データがすでにAIの学習に使用されている場合、その影響を学習結果から取り除くことはできません。